2020/04/28 17:40
炭起こしの方法はさまざま
炭起こしと一口に言っても実は方法はさまざま!
今回は朝内燃料おすすめの方法をご紹介します。
朝内燃料の火起こしでは新聞紙は使いません。
確かに新聞紙だと着火剤もいらないし早いかもしれませんが、
そもそも新聞が家にない!煙がモクモク!クサい!
七輪にインクのついた新聞紙の燃えかすが残って食材にくっつくことも!
これだと、せっかくの食材と炭火焼きが台無しです。
朝内燃料では着火剤と時間を味方に炭を起こします。
用意するもの
・炭・七輪・うちわ・火ばさみ・ライター・チャッカマン・着火剤・軍手
朝内燃料の炭をおこすポイント!
・空気の通り道をつくる
→七輪の空気調整の窓「通風口」を活用
・あせらない
→さわりすぎない
・熱を分散させない
→炭を一か所に集める
上記ポイントを意識してやってみましょう!
今回は朝内燃料の「炭火焼セット」に入っている3種類の炭のうち、一番火がつきやすい「珠洲木炭」でチャレンジします。
①七輪をセット
木綿の手袋で火傷に注意して火起こし開始です。
屋外の平らな場所に置き「通風口」を全開にして空気の通り道をつくります。
②着火剤と炭をおく
最初に着火剤を通風口のそばに。
その上に炭を七輪の壁に立てかけるように並べていく。
あまりたくさん重ねると空気の通り道が無くなって火が消えてしまいます。
着火剤→小さめの炭→大きめの炭の順で重ねます。
(備長炭は急激に加熱すると、内部に閉じ込められた空気や水分が膨張して弾け飛び
金属のように硬い炭のかけらが飛んでくることがあるので特に注意してください。)
③火をつける
火をつけてからはさわらない。じっと待つ。
煙が出るのは酸素が足りない証拠なので、うちわで通風口から空気優しくを送ります。
(格安の炭などは、炭の純度が低く酸素に関係なく煙があがるものも。)
15分ほどで火がおきてきます。
七輪全体に炭を広げて網をのせたら!
楽しい炭火焼きスタートです!
番外編 おが炭や備長炭になかなか火がつかないときは?
おが炭や備長炭は良質な物ほど硬く引き締まって火がつきにくいので
先に火のつきやすい柔らかい炭(今回は珠州木炭)を起こしてから
おが炭や備長炭に着火する方法もあります。
注意!備長炭は急激に加熱すると、内部に閉じ込められた空気や水分が膨張して弾け飛び、
金属のように硬い炭のかけらが飛んでくることがあるので、直接火元に置かず上の写真のように
火元から離して徐々に火をうつしてください。
しばらくすると備長炭にも火がまわってきました!
みなさんもぜひ炭火焼きをお楽しみください!
今回の火起こしで使用した炭や七輪はこちらです。
※木炭を扱う際には火傷などの思わぬ事故を防ぐため商品の注意書き等をよくお読みの上でお楽しみください。
※なおこの記事は木炭使用の参考としていただけますが、安全については十分ご配慮の上、最終的にはご自身で判断の上お楽しみください。